ギリシャ旅行

ギリシャの世界遺産デルフィ神殿|行き方や見どころおすすめの服装

地球のへそと呼ばれているデルフィ



ここでアポロンの神託が行われていました。



ゼウスが探し出した地球の中心。



ギリシャ神話を知るとちょっと行ってみたくなる場所です。



そんなデルフィへの行き方
見どころや夏行く場合の服装なども
お伝えしていきたいと思います。



今回の記事では

・デルフィの見どころが分かる
・デルフィまでの行き方がわかる
・持っていくといいもの・おすすめの服装がわかる

についてお伝えしていきます。



2019年9月にギリシャ旅行に行ってきました。

ギリシャのガイドブックが少ないため、
先人のブログを参考にさせていただき、
大変助かりました。
(本当にかなり参考になりました…)

また行く際の備忘録として、

そして、
これからギリシャ旅行に行くあなたに
役立つ情報を提供できればと思い、
記事にしました^^


ギリシャの世界遺産デルフィ神殿|行き方や見どころおすすめの服装

ギリシャの世界遺産デルフィ神殿|行き方や見どころおすすめの服装
↑スタジアムになぜか居たカメさん

ギリシャは見どころいっぱいで、
都市部から離れた所に
遺跡が残っています。



私は日帰りで行ってきました。



今回は古代ギリシャ人が地球のへそと呼んでいた
デルフィについてお伝えしていきます。


アテネからデルフィまでの行き方

アテネからデルフィまで約3時間かかります。



デルフィ行の長距離バスに乗って行くのですが、
そのバスターミナルまでの行き方が
何通りかあります。



新宿のNEWoManみたいになってたらいいんですが、
離れた所にあるのでどれもバスターミナルまでの行き方が
ちょっとややこしいんです。



なので、タクシーで行くのが一番ですが、
今回私は、一番近いであろうメトロの駅
Agios Nicolas駅(アギオスニコラス)
で降りて、



徒歩10分くらいかけて
リオシオンバスターミナルまで
たどり着きました。


Agios Nicolas駅(アギオスニコラス)で降りて
Google MapでBus station って入れると
リオシオン的な感じのが出てきます。

Liosiaみたいなのが…💦



どちらかのブログで拝見させて頂いた情報なのですが、
ちょっと忘れてしまいました💦
すみません…。。。



ここをめがけてGooogle先生にアドバイスいただきながら
リオシオン(Liossion)バスターミナルまで行きました。


***後日談***
後で知ったのですが、リオシオンバスターミナルは、
通称「バスターミナルB(Bus Terminal B)」とよばれてるそうです。。。
これでGoogle検索すればすぐ出てくるかもしれません。



バスターミナルはこんな感じ。



ここまでたどり着いたらこっちのもんです。



7番の乗り場がデルフィ(DELPHI)に行きます。
DELPHIって書いてあります。



あとはチケット売り場で
往復のチケットを購入して
バスの時間を待つばかりです。



チケットは往復で1人
32.8ユーロ


チケットはこんな感じ



実は寝坊してしまい
一番早い時間のバスに乗ろうとしたら乗れず、
2時間くらい近くのカフェでのんびりしていました。



ギリシャはパンがとっても美味しいです🍞



そして、大きくてボリュームもあるのに安い!
っていうとっても素敵なところです。



日本でこんなにおいしいパンやサンドイッチを
買おうと思ったら、2倍以上はしちゃいます。



パン好きにはたまらないです。



バスターミナルのすぐ手前にある小さなカフェです。
このカフェが見えたらバスターミナルはすぐそこです。



このカフェとSERVICE LIOSIONっていう車屋さん?
の間を行くとすぐにバスターミナルです。



凄くカワイイカフェで
映画に出てくるような感じ。



店員さんもとっても愛想が良くて
いい感じのカフェです。



コーヒーとサンドイッチを注文しました。



10:30の出発で、
帰りは18:00です。



長旅になるので、
バスに乗る前にトイレを済ませておこうと
バスターミナルにある公衆トイレみたいなところに入ったのですが、
入口に座っている女性に50ユーロを要求されます。



50セントと引き換えに
トイレットペーパーがもらえます(笑)



まぁ、こんなもんでギリシャに少しでも貢献できるなら…
と思い、快く払ってきましたよ(笑)



そして早速バスに乗り込みます。



バスの中はこんな感じです。



途中でトイレ休憩があります。
30分くらいかな。



カフェになっていて
ここでも飲み物が買えます。






帰りの休憩時では、
鶏を載せたトラックがありました。






夏行く場合のおすすめの服装

夏はとても暑いです。



日差しが強い中、かなり歩くし、
山登りです。



階段も結構上るので、
歩きやすく動きやすく通気性の良いものが良いです。



私はこんな感じで行きました。

・ノースリーブのワンピース
・UVカットで冷感仕様のカーディガン
・スニーカー
・ソックス



とにかく動きやすい方が良いので、
Tシャツにパンツで、
念のため何か羽織るものを
持っていくと安心です。



あと、スポーツサンダルでも良いんですが、
なるべくなら万が一足をケガしないように
スニーカーが良いかなと思います。



女性の外国人観光客は
Tシャツにホットパンツの方もいらっしゃいました。



でも、ごつごつした岩だらけなので、
ホットパンツはやめた方が良いかもしれません。


持っていくと良い持ち物

デルフィはとても治安が良くスリもいないので
リュックでも大丈夫です。

ななめがけのバッグが一番いいかもしれません。



あると良い持ち物

・バッグ(リュック、ななめがけなど両手が空くバッグ)
・お財布(小銭があると良いです)
・クレジットカード
・カメラ(スマホ)
・自撮り棒(あると楽しい)
・wifi
・モバイルバッテリー(かなり容量の多いもの)
・タオルハンカチ
・ティッシュ
・ウェットティッシュ(あると便利)
・ミネラルウォーター



デルフィ遺跡と博物館に入るのに
9ユーロが必要です。
(カードが使えたか忘れてしまいました…)

ここでチケット買います



また、ミネラルウォーターも
自販機があるのでここで小銭使います。



かなり汗をかくので
ミネラルウォータがまだ残ってても
冷たいコーラとか飲みたくなります。


 

デルフィの見どころ(背景にあるギリシャ神話も少し)

デルフィの見どころ(背景にあるギリシャ神話も少し)
(↑地球のへそ レプリカの石が置かれている)



パルナッソス山の南麓に位置するデルフィは
ゼウスが決めた地球のへそ(中心)です。



そして、ここでゼウスの息子アポロンの神殿で
神託が行われるのです。



神託は個人の悩みや聞きたい事から
戦略、政治や外交についても重要視され
大事な役割を果たしていました。


見どころ写真

●入口はこんな感じで発掘されたものが置いてあります。



●オリーブの木がいっぱい



●宝物庫



●アポロン神殿



●青銅の蛇柱



●円形劇場

音響も凄く計算されていて、
劇場の舞台あたりで声を発すると
かなり響きます。

後ろの方の席でも全然聞こえます。

4500人収容できるみたいです。



●スタジアム

178×26mの陸上競技場

6000人もの観客を収容できます。


アポロンの信託が行われていた

巫女であるピュティアがアポロンの言葉を告げます。



どうやっていたかというと、



三脚椅子に座り、
岩の裂け目から出てくるガスを吸って
トランス状態になり、
神託を行っていました。



トランス状態の為、
神官がそれを解読し
質問者に告げていました。



神託は紀元後393年、
ローマ皇帝テオドシウス1世がキリスト教を国教とし、
異教の神殿へ活動を禁じたことで廃止されました。



B.C.8世紀頃から始まり、
神託は古代ギリシャではとても重要な役割を担っていて
1000年以上も続いていたんですね。



ペルシア戦争とサラミスの海戦で
見事ギリシャ軍はペルシア軍を破りました。



その時の神託が「木の壁」のみが守るというもので
これをテミストクレスは船を指すと解釈し、
ペルシア軍を打ち破ることが出来ました。



そしてまた、英雄ヘラクレスも12の功業で
デルフィの神託を受けています。



アポロンの神託はとても重要な役割を
になっていたんです。


元々は大地の女神ガイアの聖地で大蛇ピュートンに守られていた

ギリシャ神話によると
デルフィの託宣所を守護していたのが
大地の女神ガイアの大蛇ピュートンでした。



ピュ―トンがゼウスの子であるアポロンを身ごもっている母(レト)を
亡き者にしようとしていました。



それを知ったアポロンは生まれてすぐに
弓矢でピュ―トンを退治してしまいました。



そして、託宣所はアポロンのものになりました。



アポロンの言葉を伝える巫女をピューティアと呼ばれ、
地底から湧き出るガスを吸ってトランス状態になり
神託を告げていました。



ちなみに、アポロンの双子のお姉さんは
アルテミスです。


オイディプス王の話

オペラや宝塚でも演じられているオイディプス王。



心理学者フロイトが定義した
オイディプス・コンプレックスも
このギリシャ神話が由来とされています。



神託で数奇な運命を辿ります。



テーベ王のライオスは、
デルフィでの信託で「息子に殺される」と
告げられました。



そこで、ライオスはわが子である後のオイディプスを山に捨てます。



その後、オイディプスは拾われてコリントス王に育てられ、
オイディプスと呼ばれます。



オイディプスは自分の出生が気になり、
デルフィで神託を受けます。



すると、
「父を殺して、母と交わる」と
神託を受けます。



これを育ての親コリントス王と王妃のことと
誤解します。



コリントスに戻らず、その帰り道、
山道である老人と口論になり
その結果老人を殺してしまいます。



なんと、その老人は
テーベ王ライオス。



つまり、実の父親だったのです。



その後、テーベで旅人を難問で苦しませていた
スフィンクスの難問を解きます。



その難問は、
「朝に4本、昼に2本、夜に3本の足を持ち、その上声を出すものは何か」
と問うてくる。



これに答えられないと命を落とすことになる…。



オイディプスはそれは人間であると答えます。



なぜなら、人間は幼児の時は4本足で這い、
成人になると2本足で歩き、
老人になると杖を使うという事からです。



いとも簡単に解かれてしまい
ショックを受けたスフィンクスは身を投じてしまいます。



一方テーベでは
スフィンクスを退治したとして
オイディプスをテーベ王として迎えられます。



つまりは、現在未亡人のイオカステ王妃の
旦那さんになるという事です。



てことは、、、
オイディプスの本当のお母さんと
結婚することになったのです。



実母であるイオカステ王妃は、
その後、元夫を殺したのが自分の息子のオイディプスであり、
息子のオイディプスと自分が結婚してしまったという事実を
知ってしまうのです。



イオカステ王妃は自殺してしまい、
オイディプス自身も自ら盲目となってしまいます。



このオイディプス王の話は、
蜷川幸雄が演出し、
野村萬斎がオイディプスを演じていたり、

市川海老蔵も取り上げ演じていました。



なので、なじみのある方も
多いかもしれません。


ゼウスが地球のへそ(中心)を探し出した

地球のへそオンファロスと呼ばれるものが置かれている



ギリシャ神話によると、
ゼウスがオリンポス山から反対方向に別々に二羽の鷲を放ち、
オンファロス(地球のへそ)を探させました。



二羽の鷲が舞い降りた所がデルフィだったのです。



オンファロスがあるところで
神託が行われていたようです。



上記の画像はレプリカで本物は(という訳でもないみたいですが!?)
博物館にあります。



博物館にあるオンファロス



博物館にあるのはローマ時代のものらしく、
オンファロスの石は絹の紐で覆われていたことから
紐で覆われているような形に彫られています。



功績を上げた二羽の鷲ちゃんの
黄金の像も置かれていたようです。



なので、博物館にあるのは
ゼウスが置いたものではないんですね。


デルフィ博物館

●デルフィ模型



●青銅の御者像



●3体の女神像



●像



●牛



●2体の像



●スフィンクス



●金の装飾品


デルフィの街・山の風景の美しさ

デルフィで暮らす人々は
かつては遺跡の上で暮らしていた人たちの子孫だそうです。



ヨーロッパの山の風景は
日本とはまた違った風景で
心を奪われます。



冬はパルナッソス山はスキー場となるので、
冬場も多くの観光客でにぎわう街です。



なので、ホテルもレストランもお土産物屋さんも
たくさん並んでいました。



こんなにカワイイホテルも



お土産屋さん



街並みがとてもかわいいんです。



こんなにかわいいパン屋さんも
なに、このかわいさ!
って思わずパシャリ。



コリンティアス湾が青くてキレイで
アテネとはうって変わって
時間の流れがゆったりとした場所でした。


デルフィのレストランで軽食

ちょっと坂を上ったところにある
安心のトリップアドバイザーのシールが貼られている
レストランに入ってみました。



ムサカが最高でした



白ワインをデキャンタで頼んでも
安すぎる!



デキャンタの後ろのオリーブオイル入れも可愛い。



オリーブオイルももちろん絶品でした。
甘くて青りんごぽい味がして美味しくて
パンが進んでしまう。



このレストランからも
コリンティアス湾が見えます。



お会計をお願いすると
サービスでフルーツを
持ってきてくれました。



全部甘くてジューシーでおいしい!



このレストランは、
値段も安くて美味しくて
店員さんもやさしくて
とってもステキなお店でした。



行きはここで降りて、



帰りは向かい側のここでバスを待ちます



なんか虹🌈がいっぱい♡



ホテルに戻ってホテルのBARで
美味しいギリシャワインとおつまみで
乾杯🍻


ギリシャ旅行に行くなら!

ギリシャ旅行は見どころいっぱいなので、
普通のツアーだと行きたいところに行くのに
かなりの金額になってしまったり、
日程的に行きたいところへのツアーが組めないという事があります。



なので、
行きたいところを選んでアレンジ出来るのが一番です。



エクスペディアでホテルと航空券のセットなどを申し込んで
アレンジしても良いですし、



下記の旅行会社で一度相談してみるのも
旅行プランのイメージが涌きやすいかと思います。
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最後までお読みいただきありがとうございます🍻