アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダ3つのドーシャ ピッタ体質の特徴

ピッタ体質は、ピッタが増えやすいということです。

ピッタが増えると、怒りっぽくなったり、肝機能や胃腸の調子を悪くし、病気を引き起こしてしまいます。

ほてり、イライラ、頭痛、ニキビ、口内炎、胃腸炎などがでているとピッタが増大している可能性があります。

火の性質を持っているので、体を熱くしすぎると、イライラしたり怒りっぽくなります。体を温めすぎないようにしましょう。

常温がベストです。

また、口臭、体臭、若ハゲ、若白髪が目立つようになります。

≪ピッタ体質の特徴≫

・ピッタは、知的で情熱的なリーダータイプ。
・中肉中背でスタイルが良いです。
・寒さに強く、暑さに弱い。かなりの汗っかきです。
・食欲旺盛で、便秘にもなりにくいです。
・見栄っ張りで攻撃的な性格を持っています。

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≪ピッタが増大したときの対策~食事~≫

ピッタが増大しているときは、
甘味、苦味、渋味を取るようにします。
酸味、塩味、辛味は、ピッタを増やしてしまうので、控えめにします。

乳製品や冷たいものを取るようにすると良いです。
スイカやメロンといった果物がおすすめです。

アーユルヴェーダでは、氷をとるとアグニ(消化の火)を下げるので、取らないようにしましょう。氷抜きで飲んでくださいね。

ピッタ体質の人は食事を抜かず、3食きちんと食べてください。
火の性質を持つピッタさんは、消化力が高く、食事を抜いてしまうとイライラしたり胃の炎症を起こしてしまったりしますので、3食食べることがおすすめです。

冷製のものを取るようにしましょう。ですが、氷はNGです。
辛い物を避けましょう。

≪ピッタのバランスを良くするために≫

ピッタが乱れているときの睡眠は、7時間前後が理想です。
休息を十分に取るようにしてください。
日差しが強い時間帯に外出するのは避けましょう。

舌は健康状態を表しています。
ピッタが増大している場合は、黄色っぽい苔があります。タンスクレーパーやステンレス製のスプーンで取り除いてください。
歯ブラシだと毒素を押し込んでしまうといわれていますので、スプーンが良いです。

闘争本能をくすぐる事、例えば討論などは避けましょう。

朝の習慣として、軽いストレッチやヨガを取り入れてください。体がほぐれて心身のバランスを整えることが出来ます。

オイルマッサージ(アビヤンガ)を行う。

頭のてっぺんから、足のつま先までオイルでマッサージを行います。その後、バスタブにつかって半身浴を2~40分ほど行って、発汗させて毒素を排出します。

オイルはセサミオイルを使用します。
オイルマッサージ後は、オイルを浸透させるために、15~30分ほどおいてください。

時間がないときは、頭・耳・足の裏の3か所だけマッサージをしてください。

バスタブにつかっている暇がない場合も、シャワーのみで大丈夫です